ら〜メンエリザベスからの生還

2005年12月18日(日曜日)に ら〜ちゃんは 右目から涙がたくさん流れているので か〜ちゃんは 
とても とても心配でした。日曜日なので 獣医さんは休診です。
どうか 軽いものであるようにと 願いました。

右目を襲った姿無き敵と戦う勇敢な5レンジャー・ら〜隊員の 涙と勇気の実話です。 

12月19 20 21 22 23 24 25 26 27 29
1月4日 6
10 14 17 30 2/27 3/27
6/26

12月19日(月曜日)
昨日からら〜ちゃん右目を シバシバさせてたけど、今朝になったら目やにで
めが開かなくなっていたので 今日は 朝一番で病院へ。

状態をみた獣医の一言で「こりゃあ、ひどい・・・」。
状況説明を受けてへなへなと力が抜けてきました。
「傷がついてるどころの話じゃあないよ・・」ッテ言って
院長先生を呼びに行ってしまいました。
一人残された診察室で ら〜ちゃん 抱っこしてたら涙が 
ポロポロ出てきて立ってられませんでした。

深い傷だそうで角膜の最後の一枚は ゼロコンマ1ミリ以下の
薄さの膜だけでそれだけが残ってる状態です。
この膜が破れると 目の中身が ズルズルと出てきて眼球破裂。
だから、その膜を温存して行かなければ行かない状況で
今が 正念場です。頑張ります。

外科的処置は 全くできません。
それは ゆ〜ちゃんの時と同じですし、もっと条件が悪いのは  ら〜ちゃんはゆ〜ちゃんよりも 
もっと小さくて心臓も弱いしって事で外科処置に成るときは  もう終わりを覚悟する時だと思います。
2歳は まだまだ人生を終わるには 早すぎます。
院長先生も出てきて診て下さって 薬で治していこうと 励まして下さいましたが 哀しくて情けなくて。
富士山の先生に連絡取りましたが 今日は お出かけとかで予約を取るのが精一杯でした。

まだまだこの状況に 頑張れない自分がいますが、負けないでやっていきたいと思います。
ら〜ちゃんを 守ります。

いつか ココまで治るなんて驚異的なのよって自慢話が書けるようにがんばります。


で、自分でお目目をかいちゃったり さわったりするといけないので、
特製エリザベスカラー・・・モビルスーツ装着。

他の子が お顔を触ったりお目目に当るといけないので ずっとか〜ちゃんの
お膝でだっこされてるか 隔離されてます。

目薬を頻繁に挿すことだけが か〜ちゃんに出来ることです。
がんばります。


12月20日(火曜日
昨夜は とうとう か〜ちゃん 寝ることができませんでした。
何故か??

目を怪我したら〜ちゃんが着ている ら〜メンエリザベスカラー
モビルスーツのせいです。
ら〜ちゃんが そう工夫するのか?「遠山のら〜さん」になるのです。
気になるのか 怪我した目の辺りを自分の手で掻くので そこを
傷つけてしまったら もうどうしようもありません。
だから、カラーは 必需品。
お目目を掻かないようにしなければ・・。

だから、か〜ちゃんは おちおち寝てられません。
気づかずに寝ていては たいへんなので、か〜ちゃんほとんど
寝ずにみてました。
寝ている顔・・・可愛いですね。たまらなく可愛いですね・・・・。



ら〜ちゃん今日は 昨日より随分元気になったので、か〜ちゃんも
元気になったのですが、目は 真っ白になってしまいました。

明日は 富士山の先生に診て貰います。
何とか 良い診断結果が出てほしいです。



ら〜メンモビルスーツに身をつつむら〜ちゃん↑

↓休憩時間の撮影は ご遠慮下さい・・
つうてるだろが〜ぁ・・・・。by ら〜ちゃん
           
↑ちょっと不気味・・どんぶりの中の頭・・??・・            モビルスーツら〜ちゃんだって 運出します。 ↑    

12月21日(水曜日)
年末の交通渋滞の中 富士まで 受診に行ってきました。

病院に着いたら 何故か ら〜ちゃんの右目 なぜか 涙がいっぱい出てました。
予約してあったのですぐ診て貰って かなり悪い状況であるとわかりました。
最後の一枚に穴があいてしまったようでした。
さっきの涙は 目の中身が流れ出たのだそうで、か〜ちゃん もう立っているのが精一杯。

長い検査があって、説明を受けたけど、 重傷で 手術適応症例だそうです。
それを、聞いて やっぱり・・・って 思ったけど 目の前がかすんで フラフラしてきます。
先生は 手術は 難しいものでは ないけど最大の問題は 麻酔だって仰っいました。
500cで なおかつ 心臓にも「????」を抱えてるけど・・・って 話もしたら、先生は 頭を抱えてしまった。

色々 最善の方法を考えて下さったが、とにかく、ココ2・3日が山場 
その間 入院して安静にしている事が重要・・・・との 事だった。

で、先生が しばらくら〜ちゃんの目を見ていて「運良く 今 涙が出なくなってる、コレは 扉が閉じた状態
と同じで 閉じた状態で 傷の部分に新しい組織が出来て傷が修復されれば 目の中の流出が止まるわけ。
今止まってる様に見えてるから、確かめたいので しばらく 安静にしていて、後ほど見せて下さい」って
言われて しばらく(かなり長い間だったけど・・) 診察室を出て待ってた。

しばらく、待合室で待ってたけど か〜ちゃん涙が流れて仕方ないので、自分の車の中で泣くことにした。
車の中で 泣いちゃいました。。
「フォーチュンの大事な ら〜ちゃんが たいへんな事になっちゃったよ」って言いながら泣いちゃった。
いい歳こいたおばさんが 泣いてる姿 人にはあまり見せられないけど、車の中だし、一人だし・・・。大丈夫。

ら〜ちゃんに もしものことがあったら・・・とか 余分なことまで考えてしまう。
その時思ったけど ら〜ちゃんとの思い出・・・・・ない・・・じゃん。
フォーチュンとの思い出よりも もっと少ないじゃン。

長い間車で待ってたけど、呼ばれてまた 診察室へ戻った。

新しい流出が ないので 今は 止まってると思われるって言われて か〜ちゃん どんなに喜んだか分からない。
何やら点眼などの処置をしているうちに しぼんでた右目に張りが出てきて 
先生が「ああ 張りが戻ってきましたね」って言われたときは 何が何かわからないけどとってもうれしかった。

この流出が止まらなければ 手術は 避けられないわけで、このまま入院して 絶対安静を保つ・・・のが、
良いらしい。
けど 分離不安 か〜ちゃん命のら〜ちゃんで 一人でケージで寝られないら〜ちゃんには それは 
耐えられない出来事だと思うが どうですか?と
聞いたら 「そうなんですよ、それが 心配です。」ってことで 
「大変だけど 通院でやってみましょう。ここ2・3日は とにかく 安静第一で 吠えたり 騒いだり ものに当ったり
しないことを心がけ 目薬をきちんと挿す」と言われました。

で、帰ってきました。

ら〜ちゃんの安静を保つのは ものすごく難しいです。

エリザベスカラーを 遠山のら〜さんにならないように 本格的なカラーに代えました。
フォーチュンがお尻尾を骨折したときに使ったものを か〜ちゃん取っておいたので それを利用しました。
これで、遠山のら〜さんは 避けられます。

絶対安静・・・・・・自己主張するら〜ちゃんには 無理。
「か〜ちゃん 運子がでたよ・・あんあん・あん」って教えるし、「おなかすいた〜ぁ・・あん あん・・」
「だっこ〜ぉ あん あん」・・・・・。
あん あんって吠えるとき 口先だけで吠えるわけでなく 体全体を使って吠える子ですから いつも吠えると
目を見開いてますので、これは 目の安静には タブーでしょう・・・・。
絶対安静 目に力が加わらないように・・・・難しい宿題でした。
どうやったら ら〜ちゃんが 静かに「ねんね」をしているかと言うと、か〜ちゃんが 抱っこしてる状態だと ずっと
静かにしています。
抱っこしてることにしました。
ずっと、です。抱っこしてても、運出る しーだよ って時は 動いて教えてくれるので 楽でした。







12月22日(木曜日)
ちょっと少し小さくなった目・・・・。
目を見るたびに 哀しくなるけど 今は 中身の流出が止まってくれることをひたすら
祈って 目薬さして、安静にして・・・・を 忠実に守るだけです。

抱っこしての生活。
大変だけど 可愛い小さな王女様は 暖かくて可愛くて可愛くて・・・。ずっと抱っこしていられるので幸せです。
昨日は よくよく考えたら 食事らしい食事をしていませんでした。
食べたくない のどをこしていかない・・・っていうのも ありますが、それより なにより、食べようとすると、
ら〜ちゃんが「か〜ちゃん 一人でたべるのですか〜ぁ??」って顔して起きてくるんです。
ランランと目を輝かせて、右目さえも大きく見開いて 起きあがってくるんです。
この食欲が ら〜ちゃんの生命力だから すごく大事なんだけど、安静を保てません。
だから、ら〜ちゃんの見てる前では 食べられませんもの・・・。

右目からの涙の流出は 止まってます。
だから、目の縮小も止まってます。どうぞ、このまま 止まって下さい。
良い方向に向かうことを 祈るばかりです。

夜 抱っこして眠る生活、ほとんど眠られない生活・・・・続いています。




12月23日(金曜日)
ら〜ちゃん 今日は 右目から涙みたいに液が流れる事は ほとんどなくなりました(現時点で・・・)
ほっとします。
まだ、他のチワとは 自由に交流はできません。
仲良し5レンジャーは ら〜ちゃんのお顔をなめてくれるからです。
舐めて 目に触れたら大事です。それは 困りますもの・・・。

昨夜は 少し眠ってくれる時間が長くなりました。
ら〜ちゃんが 眠るスタイルに入れば か〜ちゃんも寝ることが出来ます。
か〜ちゃん久しぶりに少し眠ったように思います。
カラーに 少し慣れたのかしら?それとも お目目の痛みが楽になったのかしら?体の調子が良いのかしら?と
良い方に考える一方で 具合が悪いのかしら??って思ってしまう瞬間があって ついつい 声をかけて
ら〜ちゃんを起こしてしまいます。

一日も早く目の先生から「もう ここまで来れば大丈夫・・・」って言ってもらえるようになりたいです。
目薬忘れずにつけてます。

ら〜ちゃんのお目目いまは とっても落ち着いています。


12月24日(土曜日)
ら〜ちゃん お目目をこうやって開いてられるように
なりました。
しぼんでいた目も すこしだけ張りが出てきたみたいだし、
もちろん眼球は まだまだ白く濁ってますが、左右のお目目の差も気にならないような大きさにもどりつつあります。

これからまだまだ 完治までの道のりは 長くて険しいと
思いますが 目がしぼんでいた数日前の事を考えたら
今日のこの可愛いお顔は とてもうれしいです。

あの日は もう2度とこんな可愛い笑顔は 見られないと
思うぐらい右目は ドンドン小さくなっていって、
情けない表情のら〜ちゃんになってました。
まだまだ油断できませんが、ひとまず、こんな可愛い笑顔を
するほどに回復したことだけ 今日は お知らせします。

12月25日(日曜日
涙の流出が止まってます。
これは 良いことだと、思う・・・・。目が小さくなっていかないという意味では 良いことの筈・・・・・・。
明日 富士山の先生が ○玉の病院へ診察に来られますので、○玉で診て貰います。
良い徴候が出てるといいのだけど・・・。

ゆめまほら5レンジャーをいつも見守って下さってる方々から 暖かい応援の言葉を沢山頂いたり、
HP「夢まほら」のご贔屓の方目に関する色々な知識をいただいてほんとうに 
ありがたいことです。心より感謝しています。
教えて頂いた文献には 「目は 水風船みたいなもの」って言葉がありました。
コラーゲンたっぷりの水なんですね。
ら〜ちゃんは その中の水が少し外へ出てしまいましたので、コラーゲンをたっぷりとって
はやく補修しなくてはと タンパク質増量の食事を与えています。



12月26日(月曜日)
今日は 富士山の先生が ○玉の病院で診察されるので行ってきましたが、富士山に行くよりズット楽。

で、診て頂いて落ち着いてるみたいだって言われた。
目の虹彩が出るなら もう手術しかないけど、これは 防げたようだから このまま点眼でいけそうだ・・・って
事で か〜ちゃんは 涙がでそうなぐらいうれしいです。



12月27日(火曜日)
ら〜ちゃん ずいぶん目が楽になったのだろうと思う位 ゆっくり夜寝るようになった。
眠れるぐらい楽なのだろうと思う。
主治医の先生の所に今日行ったら「眼球破裂は 免れないと思ったけど、よく回復したね・・・」と、言われた。
若い先生が驚いてたぐらいなんですよ。
だと言っても 眼球破裂の危険が全くなくなったわけではないけど、なんとか眼球消滅の危機を踏みとどまって
くれました。すでに回復傾向になってきたようで、傷ついて破れたところが 完全に修復されるまでは まだ
数週間は かかるそうです。
これから、血管が傷に向かっていっぱい増殖していって 傷を修復していきます。
修復が終わったら 増殖してしまった血管は もう無用のものなので 今度は 消す治療に変ります。
←今日のら〜ちゃんの右目です。
以前と大きさは ほとんど変らないぐらいになってきました。
目の濁り等は まだまだこの先数ヶ月は続きます。

一山越しても まだまだちょっとしたことで破れちゃうかも
なので、顔を拭いたりするのが怖くて出来ません。
目薬・ご飯汁・目やになどでいっぱい汚れてますが、
とても その顔を拭いたりはできません。
たぶん、ら〜ちゃんは この汚いお顔のままお正月を
迎えます・・・かも・・・・。

ら〜ちゃんのエリザベスカラーは 100円ショップで
ファイルフォールダーを買って50円分で2枚作製。
ちょっと薄くて柔らかめの素材ですので、普通のエリカラだと
重い位のちいさな子には 最適です。



12月29日(木曜日)

ら〜ちゃんの目の調子が良さそうなので ちょっと家事を・・・と、思ってしばらくそばを離れたら・・・・
目が 充血??
ありゃ????って思ったけど原因は 分からず。
おかしいな??と 思いながら目薬をさしつづけたけど、良くならない。
で、夜ご飯の片づけをして ふと、暖炉の前のら〜ちゃんを見て「きゃ〜っ!!」
ムートンの厚みに顔を押しつけて目を掻いてるのを 発見。
エリカラをしてるから、かけない・・・でも、掻きたい・・・・苦肉の末に ら〜ちゃんなりにあみ出した方法なんだろうけど、「ぎゃ〜っ!!」です。
だから 目が充血して 目やにがでるんだわ・・・・。

なんちゅうことをやってくれたんだろうか・・・って思いながら エリカラを最強のものに代えました。
押しつけてもへしゃげないのに代えました。
あれから、またまた、ら〜ちゃんは だっこ生活に逆戻りです。
夜も抱っこで寝ますわ・・。

我家は お正月の準備は もう・・・やれません。

1月4日(水曜日)
ら〜ちゃんのお目目情報 しばらくのご無沙汰でした。

暮れに かなり目の状態がよくないと思う日が続きました。
目を痛そうにシバシバしてた。
抱っこしてないと ムートンやクッションでこすってしまって
目が良くない状態なのは、素人のか〜ちゃんにも
わかりました。
こまったなあ・・・って言ってたら チワ友さんが
ずっと抱っこしてられるバッグをもらった・・・・。
だっこしながら仕事が出来る優れものです。
ほんとありがたかったです。

←のカラーでは だめなので どん兵衛カラーに
逆戻りで しっかり目を保護して大事をとりました。
お正月の間 ね〜ちゃんが目薬さしてくれました。
おかげでもう シバシバしてないよ。
いまでは 目に力が出てきて随分シッカリお目目になりました。

まだまだお目目の色は 白いです。
でもね、眼球の回りには 血管の膜ができています。
そのお目目を見ると まさに リングの「貞子」です。
気味悪い・・・・目です。
でも、ら〜ちゃんのお目目は どんなになっても可愛いけど・・・。
←この顔が 一番最近(昨日)のら〜ちゃんでし。
ほんとうに 元気になりました。
得意の急速回転も出来るほどに元気になってます。
お目目は まだまだ治りませんが、状態は ずっと良いと
思います。


1月6日
昨日 朝から、頑張って富士山の眼科に出掛けたけど 途中雪が降り始めて 行くのを断念した。
で、昨日近くの獣医さんで診て貰ったら 「あんまり良くないように見える・・」って言われてしまってガックリ。

眼球の濁りは 今までで一番酷いし 貞子みたいに黒目の回りが赤く成ってたのが 赤い部分が広がって
赤目みたいになってるし・・・・・
で、良くないとは、思うけど・・・・・でもね ら〜ちゃんの目が左と同じ程度に開くようになって
可愛いお顔をしてくれるのは、絶対に 良い状態なのじゃあないかな???????????って 
思うけど、やっぱ、この目の濁りは よくないわけで、哀しいから、絶対に 雪が降ろうが 槍が降ろうがぜった〜い
富士山へ行こうと 昨日から決意していて今日は 雪道仕様のお〜ちゃんの車で出掛けました。
もう雪が降っても大丈夫だし・・・。

ら〜ちゃんの目を 検査して「いいぞ〜ぉ・・・良い調子・・・もう大丈夫!」って言われちゃいました。
目の破れたところにしっかり膜が出来てきてるって・・・。

か〜ちゃん 嬉しくて ピョンピョン跳ねたい位だったけど、我慢した。ひひひ・・・。
虹彩の脱出も防げたし、もう手術の心配は いらない・・・って。ホッ!!
濁ってるのとか 赤い血管は それ自体はよくないけど、そうやって傷を修復しようとがんばってる状態なんだから
今は 良し!!なんだって。

ら〜ちゃんが お目目をぱっちり開けて 元気で走りまわったり ご飯を食べたりしてる姿をみて
か〜ちゃんが 良いのだとおもうと、思ったのは 正解だったそうです。
お目目がはっきり開くって言うのは とても良い状況なんだそうです。良かった〜ぁ・・・

で、後1週間 今の治療が続き(今の目薬ともう一種類目薬が増えました)、その後で 今度は 濁りと血管を
消していく治療に変ります。
濁りと血管を消していく目薬がちょっとビクビクものなんですよ。

ゆ〜ちゃんの時で経験済みですが 悪くすれば せっかく形成された破れたところの膜が 
溶けちゃう恐れもある目薬での治療です。
危険と隣り合わせ・・・両刃の刃です。
でも、か〜ちゃん頑張ります。
ゆ〜ちゃんの時もうまくやったから 今度も絶対に失敗しないで頑張ります。

で、ゆ〜ちゃんのお目目を見て貰いましたら、先生が検査を始めた瞬間「うっ?う〜ん???」って・・・。
ま、まさか、何か異常が出たのかなあ????
「変ったこと無かったですか?」
「はい、特に何も・・・・。でも、ら〜ちゃんの事で精一杯で異常に気がつかなかったのかもしれませんが〜ぁ、
ずっと 調子良いように思いましたけど・・・・」って 自信なげに語尾が小さくなっていきます。
ら〜ちゃんの事であっぷあっぷになって ゆ〜ちゃんを見てなかったのだろうかって か〜ちゃん心臓が凍り付き
そうで ゆ〜ちゃんに申し訳ないような気分になりました。
検査の時間が凄く長かったように思います。
先生が「いや〜ぁ・・・透明度が増してきましたね。すごいな〜ぁ 新しい細胞がぐんぐん出来てるんですね」って
言ってもらえて 先生も感激されてました。うれしいな〜ぁ・・・・。



1月8日(日曜日)

ら〜ちゃん目が痒いのか しきりにムートン フリースなどに
顔をすりつけます。
いつものエリカラだと容易に顔をスリスリできるので、
どんべえより より深いカップ麺のエリカラにしました。
それだとどんなにふかふかの敷物に押しつけても
顔を掻くことが出来なくなりました。
←それなのに、まだ無駄な抵抗しているら〜ちゃんです。

ら〜ちゃんは 賢い・・・と、言うことを 今回の事件で思い知りました。エリカラがついてて手では 目が掻けないとなったら、目をそのものにこすりつける事を 発見してやってみたり
それも出来ないぐらいの強力エリカラになったら、フカフカの
お布団やムートンなどに顔を埋めると掻ける事を発見したり
頭を使ってるんです。
観察していて賢いな〜ぁ・・・って つくづく思います。
↑のように頭を押しつけても痒いところに届かないとなったら、次はクッションの角をめがけて押しつけるんですよ。
こんなこと、霊長類人間の赤ちゃんがやりますか?
この体の脳みそは 何cなのかしら??その脳で 色々考えてるのですよね。すごい・・・。
そして、色々考えて痒みを乗り越えたいぐらい辛い・・・状況なのだと思うとかわいそう・・・。

1月10日(火曜日)
ら〜ちゃんお顔が痒くてどうにもこうにも我慢できないみたい。先生からも目に触らないようにして顔を拭いてやっても良いよと、言われたけど 怖くて顔を拭けなかった。
でも、もう素人が見てもしっかりお目目の破れは 修復されたように見えるので、怪我以来初めてお風呂に入れた。
右目の回りのねっとりついた汚れ、口の右側回りの汚れを
綺麗にしてやった・・・ら、お顔の痒みがなくなったのか、
かきかきしなくなったんだよ。汚れで痒かったみたい。

で、昨夜は カラーを取ってか〜ちゃんの腕枕でねました。
爆睡してました。
カラーがない夜は よく眠れたね ら〜ちゃん・・・・・。
あんた ものすごい鼾かいてたよ・・・。
でも、良く寝てるら〜ちゃんの横でか〜ちゃん嬉しかったよ。
か〜ちゃんは 夢の中で「いた〜ぁよ(痛いよ)〜いた〜ぁよ〜(痛いよ)・・」って声で目が覚めて
真っ暗な夜の中で耳を澄ませたら夢の中で聞こえたその声が起きても聞こえていたのでビックリした・・・・。
ビックリして声のする方を見たら ら〜ちゃんの鼾だった。
「ヒューヒュー」とが「ご〜ぉ」とか色々の鼾をら〜ちゃんは だすけど、「いた〜ぁよ〜ぉ」って言う鼾は やめてよ。
か〜ちゃん心臓が止まりそうだったよ・・・。
長い間痛かったんだね・・・。
よく我慢したね。
今お目目は 真っ赤かだけど、もう大丈夫。
もう眼球破裂は、まぬがれたからね・・・。よかったね。

ほんとうに 心暖かな応援ありがとうございました。
ここまで治り 先に灯が見えはじめましこと 奇跡だったような気がします。

これから先 完全に黒い可愛いお目目になるには1年以上はかかると思いますが か〜ちゃんがんばるぞ〜ぉ。


 
1月14日(土曜日)
ら〜ちゃんのお目目を検査していた先生が「おっ 大きな血管が入ってきたぞ・・・
こりゃぁ、急いでたたかなきゃぁいかんなあ」って・・・。
傷を修復するために血管が傷に向かって出来て来るのは すごく良いことだけど 修復した後は
今度は その血管は邪魔者です。はやく いなくなってくれないといけないそうです。

長い検査が終わって 目の表面の濁りが激しいので中が見えにくいけど 光の反応などから見て
「まず 目の中のダメージは ないでしょう。虹彩も 正しい位置にあるようです」の一言をもらえました。
良かったです。
ほんとうに ほんとうに良かったです。

今度は 血管を消して赤や白い濁りを消していく治療が始まります。
ココまでほぼ4週間・・・・。
ら〜ちゃん 痛くて 辛かったね・・・・痒くてイライラしたね・・・でも、よく頑張ったね。
ら〜ちゃんが 頑張ったから ここまで来られたんだね。ら〜ちゃん・・・おりこうさん!!

それから、それから、応援して下さった皆様のおかげです。

もちろん 眼科の先生のお力は絶大なものだったです。
やっあ、専門の先生は凄いわ・・・・。
12月21日に 眼科についたときに涙がいっぱい出て目がしぼんでいった時は もう終わりだと思ったものでした。
目がみるみるしぼんでいく恐怖・・・・。
あの可愛い大きな目が もう2度と見ることが出来ない・・・・
あの日の恐怖・・・・・

今日のこの日の喜びを 感謝します。

で、治療が変って目薬が変ったので さっそく挿し始めました。

そうそう、ら〜ちゃんの左目の涙焼け・・・長々とか〜ちゃんを悩ませていた涙焼け。
右目の怪我をしてる間に 左目の涙焼けも消えた・・・不思議・

1月15日(日曜日)

新しい目薬 すごいんです。
ら〜ちゃんって 薬に対する反応が良いのか 薬を変えるタイミングが絶妙だったのか?・・・とにかく
みるみる赤い膜が薄くなって小さくなっていってます。
まだ 数回しか挿してないのに・・・・ね
 

1月17日(火曜日)
目薬さしてます。
忘れないでさしてます・・・・でも、今日になったら なんだか、右目の濁りが広がった???????
赤目状態は きえていくんだけど、赤目が白く濁って見える・・・・これって、大丈夫???
赤目の間の方が 見栄えは良いよ。
白く濁った膜みたいに成ってきたら やっぱ、見栄えがわるい・・。
でも、・・・・白く濁ってきたことは、良いことなんだよね・・・血管が消えてきたつうことで・・・。
あ〜あ 次の診察の時の先生の一言が心配だ・・・。
でも、このまま 次の診察まで待てないなあ・・・・・

1月30日(月曜日)
ら〜ちゃん ここまで治ってきました。↓こんな風に治ってきています。かわいいでしょ〜ぉ・・・。
今日も検査に行ってきたけど、すごく調子良いそうです。
もう大丈夫・・・・だけど、ここから先は 長期戦・・・だそうです。
長期戦だって か〜ちゃんOKです。だって、一月前の目がしぼんでいったのなんか、ウソだったのかな??
夢だったのかな???
夢でよかったよなあ・・・って思うんですよ・・・。

可愛い表情が出来るようになりましたよ。
次の受診は 1か月後になりました。
眼科の先生が 年末年始の大変な時期に こまめな点眼を頑張ったから・・・って一言 
言ってくださって嬉しかったです。
ここまで自分が頑張ったって言う意識は あんまりないけど、そう言ってもらうと やっぱり嬉しいです。
家族みんなで ら〜ちゃんの目を守ったんだと思うわ。
2005年の年越し準備もしないでら〜ちゃんの目を守ったモンね。
2月27日
ここ数日ずっと 眼の充血が気になってたけど 今日受診したら 結膜炎って言われた。
目薬を指示通りに挿しているけど 眼の赤みと 涙目がとれずに 近くで診て貰ったけど、何の処置もして貰えなかった。

で、今日の眼科受診に至ったわけです。

原因は わからないけど、今 使ってる目薬の一つが 結膜炎の菌の味方をする恐れもあるから それは 中止です。
それから もう一つの抗菌目薬は 同じ目薬を2クールつかったので、耐性が出来てるかもなので、そっち系のも
変更になりました。
抗菌目薬とか 抗炎症目薬は 変更になっても良いですけど、ステロイド系の目薬は 白目の濁りを取るためには
すごく大事な目薬なんだけど 中止になってしまいました。
2週間で 結膜炎の様子を見ながら また 治療法を変えていくそうです。

こうやって 丁寧に診て頂けるのは やっぱり眼科の専門の先生だからだと つくづくおもいます。
ほんとうにありがたいと思います。
3月27日
ら〜ちゃんお目目 いよいよ経過観察の段階になりました。
まだまだ 白い膜が黒目の上にありますが、
これが先月よりも薄くなって来てるそうです。

これから 半年 1年という時間をかけて治っていくそうで、
眼科を受診する間隔がながくなりました。

このページを見て下さる方は ほんとうに限定された方々だけ
なのですが、皆様の励ましで眼球破裂の危機を脱し
可愛いお顔も変ることなくて 神様に感謝しています。

眼が破れてしぼんでいったあの夜の哀しみは 
今思っても背筋が凍ります。

いま 思うと「大げさな表現をしてるものだ・・・」って思われると
思うけど、ほんとうに最悪な状態でした。
こんなに普通のお目目で居られることが不思議です。
次の受診は5月末です。
その頃は 先生に「良くなりましたね〜ぇ」って言われるように お食事にも気を配ってがんばります。

6月26日(月曜日)
ら〜ちゃんが 眼球破裂の危険に
そうぐうしてから ちょうど半年が
経ちました。
今日は 眼科の先生が H市の
病院へ来られる日なので 夕方から
行ってきました。
ら〜ちゃんの お目目ほんとうに
良くなってるんですよ。
素人のか〜ちゃんが見ても
とってもきれいになったのですから
きっと 眼科の先生も びっくりされると
思いながら 出かけました。

診察してもらって ほんとうにきれいに
良くなっているって言われました。

このまま 薄紙をはがす様に良くなって
行ってくれることを祈ってます。

ゆ〜ちゃんの目も見ていただきました。
ゆ〜ちゃんも優等生のお目目です。
「先生のおかげで ほんとうにきれいになりました」って言ったら眼科の先生は
「目薬を一生懸命差したか どうかだけですよ。目薬をきちんとさしたから ここまで治ったんですよ」って言ってもらって
すごくうれしかったです。


inserted by FC2 system