の〜ちゅん 頑張れ!!

7月最初の日曜日 早朝 4時。

の〜ちゅんのケージを見たら ゆる運があちこちに・・・。
ありゃ?ひどい 下痢だ・・・・・・。
数日前から 消化不良気味だったけど、本格的な下痢になってしまったよ・・・・。

寝床をみたら、ぎゃ〜ぁ・・・・嘔吐(かなりの大量)が2箇所に・・・・・。
なぬ〜ぅ??????

の〜ちゅんは じっとか〜ちゃんを見上げていますが 眼に力もない様子・・・・・

前日のほ〜ちゃんの喉詰め事件から まだ8時間???
またかよ〜ぉ・・・・・。

か〜ちゃん 血圧が どんどん上がっていくのを感じる。
の〜ちゅんを抱っこしながら 観察しながら立ってられなくて 階段に座り込んでしまうぐらい
血圧の上昇を感じた。

の〜ちゅんは 力がない・・・お肌の弾力が消えている・・・・眼の輝きもない・・・
これ 危ないかも・・・・・ってことで 砂糖湯をぴちゅぴちゅ飲ませたけど、自力では 飲まない・・・。

ヤバイ!!
とにかく 急いで自宅に帰って 我が家のワンコたちの主治医に診て貰おう・・・と と〜ちゃんと
相談して下山することにした。
日曜の9時には 診療がはじまる・・・それを目指して・・・・帰宅を急ぐ。

車中 360グラムが 掌の上で どんどんはかなくなって 軽くなっていくんで、もう生きた心地は しませんでした。
哀しくて・・・・お砂糖をなめさせたり 酸素を 吸わせたり・・・・とにかくできることをやりながら 到着。

状態が酷いことを電話で言っていたので さほど待つこともなく診て貰えました。
血液検査をやって 治療方針が決まります。

もう かなりの限界まではかなげになってたので「採血が の〜ちゅんに負担になりませんか?」って
思わず 失礼だとおもうけど聞いちゃった母です。

「多少の負担には なるでしょうが 今は 負担を考えてられません」って言われてしまいました。

細い血管で 採血できるかどうか怪しいところですが のどの血管からの採血になりました。

喉からの採血による検査結果・・・・・・
体液のバランスが 相当に悪いので 点滴になりました。
皮下点滴では まにあわないので 静脈点滴です。
腕の細い血管に留置の管を通して これからの採血や輸液や注射を全部ここから入れていくことになります。
 ↑留置の管が上手に入ったところです。                   ↑酸素吸引中です。
運よく すんなり血管に入りました。
入らなかったら 喉の血管にに留置の管ををいれておくことになるんですもの、どうぞ、腕で入りますようにと祈っていました。
補液が始まる前にも どんどんぐったりしてくるんですから、もう心配で・・・心配で・・・・。


数時間で こんなにしぼんでしまいました。
哀しくなっちゃいます。

レントゲンもとりました。

入院になりました。
左のようにな機械でずっと継続点滴をします。

ひとりぼっちでいることは の〜ちゅんにとっては 試練です。
がんばれ〜ぇ・・・・。
夕方に病院へ呼ばれています。
夜間の眼が届かないから 自宅で点滴をしながら 自宅で 診て下さいといわれています。
一旦 つれて帰りますが ↑の点滴の機械を持ち帰って明日の朝まで継続点滴です。
点滴が お気に召さないのか点滴を引き抜こうとするので とうとうエリザベスをされちゃったんです。
帰宅前の血液検査も ほとんど数値が上向いておらず、↑元気がないのが 見ただけでわかります。
でも、嘔吐は 2時以降止まってるということでしたので、ちょっと 一安心・・・かも


お家にかえってきましたでも。元気がありません。
あんまり 元気ないので 砂糖湯を飲ませたら喜んで飲みました。
しばらくしたら ちょいと元気が出てきました。嘔吐なし・・・。

その後で 流動食(処方食)をスプーンで与えたら もううれしくてワシワシ食べました。
「か〜ちゃん ぼく お腹ぺこぺこだったんだよ・・・」って言いたげに もぐもぐ言ってます。
嘔吐は 止まったみたいですが 下痢は まだ続いてました。

持続点滴の機械をおいてある位置より 高い位置で
の〜ちゃんを抱っこしていると 機械は正常に動いているのに血が出てくるんですよ。
びっくりデス。
要するの気圧?圧力の関係でしょうね。

できるだけカラーをつけて拘束したくないので、抱っこしていました。
一人で寝られないって言うから 一晩中抱っこして過ごしました。
それから テープや 管などで拘束されて神経や血管を
圧迫してたら 腕がだめになるので か〜ちゃん時々は
マッサージしたり 痛がらないかとか 色が変らないか
とか ほんとうに 観察も良く行いました。
はい、朝になりました。
お顔の様子がげんきです。
表情や 眼に力が出てきました。
一山越したことを素人のか〜ちゃんにもわかります。
留置の静脈注射用の管が入ってる腕が少し腫れていると思うと、医者に伝えると
「あら?ほんとうだ 腫れてきましたね・・」って ことで、管を抜くことになりました。

もう 元気になったの〜ちゅんは だまって 処置をやらせるわけは無く 大騒ぎ。
「みゃ〜ミャ〜・・フギャフギャ・・」泣いて まるで人間の赤ちゃんみたいな声でした。
で、静脈点滴は もう終わって、今度は 皮下点滴です。

の〜チュンは ランドセルを背負ったみたいになりました

皮下点滴を入れている間 もう・・・・
ギャオギャオないたんですが 泣いても可愛いんです。

待合室にも聞こえる声でしたけど 出てきたら
みんなが笑顔でこっちを見てました。

人間って残酷ですよね(笑)
「可愛いですねぇ・・・」だってさ・・・。
もう すっかり元気になりました。
良かった・・・・・・ほんとうに 良かった・・・・。

か〜ちゃん今回も10歳ぐらい年とった気分です。
でも のっくんがんばったじょ〜・・・。
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